6W1H

( Who - Why - What - Which - When - Where - How )


 

この章では 6W1H( Who, Why, What, Which, When, Where, How )を学習します。

 

【 学習方法 】

 

 はじめに各項目のポイントを簡単に解説しています。読んで理解しましょう。各ポイントをイメージする程度で問題ありません。

 

 次に、例文を理解しましょう。和訳もされいているので、それぞれの単語の意味を確認しながら、解説でのポイントを照らし合わせて文法を理解していきます。要点を押さえて、文法の構成がイメージできるようになったら、声に出して読んでみましょう。単語の発音は、電子辞書やインターネットを用いて必ず一つずつ確認して、同じように発音します。その際に発音記号も見ておくと、今後新しい単語を学習する時に電子辞書等がなくても発音をイメージすることができるようになり、とても便利です。また、その癖を身に付けましょう。

 

 最後に問題を解きましょう。例題を解いて更にイメージをつかめるようになったら、私生活での行動を思い出し、同様に英語に置き換えて声に出してみましょう。

 

  1. ポイントを大まかに理解しイメージする
  2. 発音を確認しながら、例文を朗読する
  3. 問題を解き、朗読する
  4. 私生活の行動を英語に置き換えて声に出す
  5. 最低でも5回以上はこの流れを繰り返す

 

各項目の所要時間は約 2 - 3 分程度です。通学・通勤中やお昼休みや就寝前に繰り返し確認することで、日本語を英語に転換する『英語脳』が鍛えられます。そして、自然にイメージがわくようになり、必ず今後の成果に繋がります。

 

英語は声に出す練習をしなければ、決して話せるようになりません。

間違っていたとしても、次回気を付ければ良いだけです。 諦めずに根気強く練習していきましょう。

 


【 目次 】

  1. Who
  2. Why
  3. What
  4. Which
  5. When
  6. Where
  7. How
  8. まとめ

使い方はほぼ同じです。同時に学んでいきましょう。


□■ 6W1H ■□

日本語で言う誰がいつどこで何をなぜ…」です。それぞれの単語を文頭に置き、疑問文にすることで、より詳しい情報を聞き出すことができます。また、名詞(人や物の名前)の詳細を説明することもできます。

基本的には使い方は同じです。最後にまとめて問題文を解いていきましょう。

 


□■ Who ■□

『 だれ 』を意味して、人に対して使用することができる単語です。文頭に置き、be動詞の疑問文にすることで特定の人を指して問うことができます。また、who を文頭に通常の文法を構成することで「誰が〜する?」という行動を問うこともできます。さらに、名詞( 人 )の後に置くことで、その人物の詳細を説明することもできます。

 

例えば、

  • 「君はだれ?」という人物への問い
  • 「誰が明日の会議に参加しますか?」という動作への問い
  • 「英語を教えている先生」という人物の詳細

 

Who + 疑問文

 

人 + who + 人物の詳細

 

 

【 例文 】

  • Who is your English teacher ?(あなたの英語の先生は誰ですか?)
  • Who will play first ?(誰が最初にやる?)
  • Who came yesterday ?(昨日は誰が来たのですか?)
  • That guy who wear blue is my big brother.(あそこの「青い服を着てる」人は僕の兄です)
  • My friend who works at a hotel became to be a manager.

(「ホテルで働いている」僕の友達がマネージャーになった)

 


□■ Why ■□

なぜ 』を意味する単語で、2種類の疑問文を表現することができます。

 

1つは、why の後に通常の疑問文を使う文法です。

状態を問う時は、be動詞の疑問文を使用します。

  • 「なぜ、あなたは英語を勉強するのですか?」
  • 「どうして、留学したいの?」

といった、一般的な「なぜ?」の疑問文です。

 

Why + 疑問文

 

 

1つは、why の後に続く文を否定する文法です。

  • 「学校に行ったら?」
  • 「タクシーで帰ろう」

のように、動作を提案することができます。

文法を直訳すると「なぜ〜しないのですか?」となりますが、

ニュアンス的には「〜したら?」や「〜しよう!」です。

 

Why + do not + 主語 + 動詞(原型)+ 動作の情報

 

Why not + 動詞(原型)+ 動作の情報

 

 

【 例文 】

  • Why are you so happy ?(なんでそんなに嬉しそうなの?)
  • Why don't you buy new iPhone ?(新しいiPhoneを買ったらどうすか?)
  • Why not try natto ?(納豆に挑戦しようよ)

 


□■ What ■□

なにを意味する単語で、2種類の疑問文を表現することができます。

 

1つは、what 自体が名詞(人・物事)の役割をして一般的な疑問を問うことができます。

 

  • 「これはなんですか?」
  • 「趣味はなんですか?」

What + do( does, be動詞 )+ 聞きたい情報

 

【 例文 】

  • What do you like ?(何色が好きですか?)
  • What is your name ?(あなたの名前は何ですか?)
  • What does he do ?(彼は何をされている方ですか?)


1つは、what の後に聞きたい内容の名詞を付ける場合です。

  • 「何色ですか?」color を使用。
  • 「何時ですか?」time を使用。

What + 名詞 + 疑問文( 聞きたい情報 )

 

【 例文 】

  • What color do you like ?(何色が好きですか?)
  • What time is it now ?(今、何時ですか?)
  • What size is this shirt ?(このシャツのサイズは何ですか?)

 


□■ Which ■□

どれを意味する単語です。あとに続く名詞( 人・物 )を尋ねることができます。逆に名詞のあとに置くことで、その名詞を詳しく説明することもできます。

 

例えば、

  • 「チョコレートとバニラ、どっちが好き?」
  • 「サッカーチームの中でもヨーロッパのチームが好き」

前者の場合は、数ある中からの選択です。

しかし、選択肢を用いらない場合は「 what 」で問うことも可能です。

後者は、ある程度限られた内容から限定する時に使います。

 

Which + 名詞( 人・物 ) + 疑問文 + A or B

 

名詞(人・物) + which + 状態や動作の詳細

 

 

【 例文 】

  • Which color do you like, red or blue ?(赤と青、どっちが好きですか?)
  • Which color do you like ?(どっちの色が好きですか?)
  • What color do you like ?(どの色が好きですか?)
  • I like the color which is between red and blue.(僕は、赤と青の間の色が好きだな)
  • I like red which is deeper one.(私は、赤でも濃い方が好きです)

 


□■ When ■□

いつ 』を意味する単語です。他の単語同様、文頭に置き疑問文にすることで「時」を問うことができます。その時制によって「現在・過去・未来」の文法を使い分けます。また、どの「時」かの詳細を説明することも可能です。

 

例えば、

 

  • 「いつ留学に行くのですか?」
  • 「私が若い時、よくドライブに行きました」

 

When + 疑問文 

 

時期 + when + 一般文法(時制表現)

 

 

【 例文 】

  • When did you go to Tokyo ?(いつ東京に行ったのですか?)
  • When will you study English ?(いつ英語を勉強するの?)
  • When I visited him, he told me about it.(私が彼に会いに行った時、彼が教えてくれた)
  • He told me about it when I visited him.(私が彼に会いに行った時に彼が教えてくれた)
  • When i visited hem.(彼に会いに行った時です)

 


□■ Where ■□

どこ 』を意味する単語です。「 when 」と同様、時制によって文法を使い分けます。また、その場所についての詳細を説明することも可能です。

 

例えば、

  • 「どこから来ましたか?」
  • 「あそこは、僕が10年住んでいた街です」

 

Where + 疑問文 

 

場所 + where + 一般文法(時制表現)

 

 

【 例文 】

  • Where do you live ?(どこに住んでいるのですか?)
  • Where are you ?(どこにいるの?)
  • Where will you go ?(どこへ行くの?)
  • That is the place where I lived for ten years.(あそこは、僕が10年間住んでいた場所です)
  • The store where you just came from.(君がついさっき出てきたお店だよ)

 


□■ How ■□

どうやって どのくらい を意味する単語です。程度や方法を問う時や説明する時に使います。また「 How about 」とセットにすることで、後ろに続く名詞(動名詞)を『 どうですか? 』と提案することも可能です。

 

例えば、

  • 「どうやって、ここまで来ましたか?」
  • 「あと、どのくらいかかりますか?」
  • 「コーヒーのお代わりはいかがですか?」

 

How + 疑問文 

 

How to + 動詞

 

How about + 名詞(動名詞)

 

 

【 例文 】

  • How do you feel ?(気分はどうですか?)
  • How long does it take ?(どのくらいかかりますか?)
  • How was your trip ?(旅行はどうだった?)
  • How about playing soccer together ?(サッカーをするのは、どうかな?)
  • I don't know how to play soccer.(どうやってサッカーをするのか、わかりません)

 


□■□■ まとめ ■□■□

実は…この章で学んだ「 6W1H 」は、ほぼ同じ文法で使い分けることができます。それぞれの『 いつどこでなぜ誰が何をどれをどうやったか 』の意味を理解し、それに適した単語を並べて文法を構成するだけです。学んでいる内容が多いよいうに感じられますが、以外と単純です。

 

 

【 問題 】

  •     do you recommend ?(何がおススメですか?)
  •         you ask her out ?(彼女を誘ったら?)
  •     do you want ?(どっちが欲しいですか?)
  •     is your birthday ?(君の誕生日はいつですか?)
  •     do you come from ?(出身はどこですか?)
  •         is it ?(いくらですか?)

 


 

お疲れ様でした。この章のレッスンは以上です。

必ず繰り返し声に出して練習しましょう。

慣れたら日常生活でも、学習した英文法を使って英語を口ずさんでみましょう。

小さな事でも良いので、考えた事を自然に英語で言えたら大きな進歩です。

 

【 その他のレッスン 】


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