他2つの基本文法

( 疑問文 - 否定文 )


 

この章では2つの文法( 疑問文、否定文 )を学習します。

 

【 学習方法 】

 

 はじめに各項目のポイントを簡単に解説しています。読んで理解しましょう。各ポイントをイメージする程度で問題ありません。

 

 次に、例文を理解しましょう。和訳もされいているので、それぞれの単語の意味を確認しながら、解説でのポイントを照らし合わせて文法を理解していきます。要点を押さえて、文法の構成がイメージできるようになったら、声に出して読んでみましょう。単語の発音は、電子辞書やインターネットを用いて必ず一つずつ確認して、同じように発音します。その際に発音記号も見ておくと、今後新しい単語を学習する時に電子辞書等がなくても発音をイメージすることができるようになり、とても便利です。また、その癖を身に付けましょう。

 

 最後に問題を解きましょう。例題を解いて更にイメージをつかめるようになったら、私生活での行動を思い出し、同様に英語に置き換えて声に出してみましょう。

 

  1. ポイントを大まかに理解しイメージする
  2. 発音を確認しながら、例文を朗読する
  3. 問題を解き、朗読する
  4. 私生活の行動を英語に置き換えて声に出す
  5. 最低でも5回以上はこの流れを繰り返す

 

各項目の所要時間は約 2 - 3 分程度です。通学・通勤中やお昼休みや就寝前に繰り返し確認することで、日本語を英語に転換する『英語脳』が鍛えられます。そして、自然にイメージがわくようになり、必ず今後の成果に繋がります。

 

英語は声に出す練習をしなければ、決して話せるようになりません。

間違っていたとしても、次回気を付ければ良いだけです。 諦めずに根気強く練習していきましょう。

 


【 目次 】

  1. 疑問文
  2. 否定文

□■ 疑問文 ■□

疑問文は基本的「動詞」を主語の前に移動させ、相手に問いかけます。


1. 動作を問う

□■ Do ... ? ■□

例えば、

  • 「あなたは英語を話しますか?」
  • 「彼女は東京に住んでいるの?」
  • 「彼は昨日、宿題を終わらせましたか?」

といったように、普段の習慣過去の行動を問う時に使います。

 

文法は非常に簡単で、前章で学んだ『 動作を表す「 I do 」現在形・と過去形 』の文頭に『 Do, Does, Did』を付けるだけです。その時、どの時制表現であろうと、動詞は原型に戻します。

 

注意しなくてはならないのは「 Do 」は主語の種類や時制表現によって形を変えるという事です。

 

  • 自分もしくは話している相手を示すなら『 Do
  • その他の人もしくは物・事で、一人または一つなら『 Does
  • 複数いる場合は『 Do 』 主語が何であろうと過去形ならば『 Did

 

Do( Does, Did ) + 主語(人・物事)+ 動詞(原型)+ 動作の情報

 

 

【 例文 】

  • Do you have a car ?(車を持っているの?
  • Does she speak English ?(彼女は英語を話しますか?)
  • Did they go to the bar yesterday ?(彼らは昨日、居酒屋に行ったの?)
  • Did he drive a car ?(彼が運転したの?)
  • Does your friend live in Osaka ? (君の友達は大阪に住んでいるの?)

 

【 問題 】

  •     you play the guitar ?(君はギターを弾きますか?)
  •     he answer the phone ?(彼、電話に出ましたか?)
  •     you come from Tokyo ?(東京から来たの?)
  •     you have the key ?(鍵を持ってる?)
  •     she go to bed ?(彼女は寝ましたか?)


2. 人や物事の状態を問う

□■ be ... ? ■□

前章で学んだ『人や物・事の状態を表す be動詞』の文法を覚えていますか?

疑問文にする場合は、主語の前にbe動詞を出すだけです。

 

be動詞 + 主語(人・物事)+ 主語の情報

 

 

【 例文 】

  • Are you hungry ?(お腹すきましたか?)
  • Is he French ?(彼はフランス人ですか?)
  • Is it okay ?(それで大丈夫ですか?)
  • Are they student ?(彼らは学生かな?)
  • Are you happy ?(嬉しい?)

 

【 問題 】

  •     you from Japan ?(出身は日本ですか?)
  •     this yours ?(これはあなたのですか?)
  •     you worried about studying English ?(英語の勉強について心配しているの?)
  •     he the staff here ?(彼はここのスタッフですか?)
  •     they Japanese ?(彼らは日本人ですか?)

 


□■ 否定文 ■□

否定文は、様々な場面で使います。

 

例えば、

  • 「私は日本人ではありません」
  • 「明日は参加しません」
  • 「黒のボールペンは持ってないけど、青ならあるよ」

など、はっきりと意見を伝える事は海外では必要です。

また、最後の一文のように一度否定してから別の文を付け足す事で、会話にリズムができる事もあります。

 

1. 動作を否定する場合

□■ do not ... ■□

「 do, does, did 」を『 not 』で否定し動詞は原型に戻します。

また、未来系で「(これから先)やらない」と否定する場合は「 will 」を否定します。

『 will not 』は略すと『 won't 』です。注意しましょう。

 

主語(人・物事)+ do( does, did ) not + 動詞(原型)+ 動作の情報

 

主語(人・物事)+ will not + 動詞(原型)+ 動作の情報

 

 

【 例文 】

  • I do not eat any meet.(僕は肉を食べません)
  • I didn't know that.(知らなかった)
  • I will not go to the beach.(海岸には行かないよ)
  • he doesn't like it.(彼はそれが好きじゃないんだ)
  • My sister won't come back to home tonight.(妹は今夜帰ってこないでしょう)

 

【 問題 】

(略語で答えてください)

  • My friend     come last night.(私の友達は昨日の夜、来なかった)
  • He     have a cellphone.(彼は携帯電話を持っていない)
  • I     know.(僕は知りません)
  • She     go to work tomorrow.(彼女は、明日仕事には行かないよ)
  • I     have a laptop but I have iPad.(ノートパソコンはないけど、iPadなら持ってるよ) 

2. 人や物事の状態を否定する

□■ be not ... ■□

be動詞『 am, is, are 』を『 not 』で否定します。

 

主語( 人・物事 )+ be動詞( am, is, are )not + 主語の情報

 

 

【 例文 】

  • I am not Korean.(私は韓国人ではないです)
  • It is not good.(それは良くない)

 

【 問題 】

  • You         Japanese.(君は日本人じゃないね)
  • He         from Tokyo.(彼は東京の出身じゃないよ)

 


 

お疲れ様でした。この章のレッスンは以上です。

必ず繰り返し声に出して練習しましょう。

慣れたら日常生活でも、学習した英文法を使って英語を口ずさんでみましょう。

小さな事でも良いので、考えた事を自然に英語で言えたら大きな進歩です。

 

【 その他のレッスン 】


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