4つの特殊文法
( want - can - should - must )
この章では4つの特殊な文法( want, can, should, must )を学習します。
はじめに各項目のポイントを簡単に解説しています。読んで理解しましょう。各ポイントをイメージする程度で問題ありません。
次に、例文を理解しましょう。和訳もされいているので、それぞれの単語の意味を確認しながら、解説でのポイントを照らし合わせて文法を理解していきます。要点を押さえて、文法の構成がイメージできるようになったら、声に出して読んでみましょう。単語の発音は、電子辞書やインターネットを用いて必ず一つずつ確認して、同じように発音します。その際に発音記号も見ておくと、今後新しい単語を学習する時に電子辞書等がなくても発音をイメージすることができるようになり、とても便利です。また、その癖を身に付けましょう。
最後に問題を解きましょう。例題を解いて更にイメージをつかめるようになったら、私生活での行動を思い出し、同様に英語に置き換えて声に出してみましょう。
各項目の所要時間は約 2 - 3 分程度です。通学・通勤中やお昼休みや就寝前に繰り返し確認することで、日本語を英語に転換する『英語脳』が鍛えられます。そして、自然にイメージがわくようになり、必ず今後の成果に繋がります。
英語は声に出す練習をしなければ、決して話せるようになりません。
間違っていたとしても、次回気を付ければ良いだけです。 諦めずに根気強く練習していきましょう。
『 want 』は「欲しい」という欲求を表す時に使います。
また「欲しい」欲求は「もの」に対してだけではなく「行動」の場合でも使えます。
「(〜する事)が欲しい」というニュアンスで、つまり「〜したい」という意味です。
例えば、
というように、単純に何かが欲しい時に使います。
最後の一文のように、人に対しても使う事ができますが、
時と場合によっては悪い印象を与えかねません。注意しましょう。
主語 + want + 欲しい物( または人物 )
【 例文 】
【 問題 】
何か行動したい場合は「 want to 」です。
「 to 」の後には起こしたい行動の動詞(原型)が続きます。
また、逆に「 do not 」で否定することで「したくない」と拒否できます。
( do は、主語や時制で変化します)
《欲求》
主語 + want to + 動詞(したい行動)+ その行動の情報
《拒否》
主語 + do( does, did )not + want to + 動詞 + その行動の情報
【 例文 】
【 問題 】
「できる」という可能性を表す表現の時に使います。
また、疑問文にする事で「できますか?」という依頼や許可を求める時にも使えます。
ちなみに、許可を得る時に「 can 」を「 could 」で表現すると丁寧になります。
「 not 」で否定すれば「できない」と不可能を表します。
例えば、
《可能》
主語 + can + 動詞(原型)+ 動作の情報
《不可能》
主語 + can not + 動詞(原型)+ 動作の情報
《依頼・許可》
Can( could ) + 主語 + 動詞(原型)+ 動作の情報
【 例文 】
【 問題 】
アドバイスをする時など「した方が良い」と、何かを提案する場合に使います。
また、疑問系にすることで助言を求めることができ、
逆に「 not 」で否定すれば助言することもできます。
例えば、
主語(人)+ should + 動詞(原型)+ 提案の内容
Should + 主語(人)+ 動詞(原型)+ 動作の情報
【 例文 】
【 問題 】
アドバイス・提案の should に対して、要求・義務の must です。
命令に近い意味合いを持つ場合もあります。
ただし『 must be 』を使うことで、状態を推測する意味になります。
例えば、
「これを今日中に終わらせなくちゃ」という義務。
「新商品を買うべきです」という要求。
「彼は疲れているに違いない」という推測。
主語(人)+ must + 動詞(原型)+ 動作の情報
主語(人)+ must be + 主語の情報
【 例文 】
【 問題 】
お疲れ様でした。この章のレッスンは以上です。
必ず繰り返し声に出して練習しましょう。
慣れたら日常生活でも、学習した英文法を使って英語を口ずさんでみましょう。
小さな事でも良いので、考えた事を自然に英語で言えたら大きな進歩です。
留学は学んだことをアウトプットをする場です。
アウトプットすることにより臨機応変に対応できるようになり、更に英語・英会話のスキルが飛躍的に向上します。
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