3つの時制表現

( 現在 - 過去 - 未来 )


 

この章では3つの基本的な時制表現( 現在、過去、未来 )を学習します。

 

【 学習方法 】

 

 はじめに各項目のポイントを簡単に解説しています。読んで理解しましょう。各ポイントをイメージする程度で問題ありません。

 

 次に、例文を理解しましょう。和訳もされいているので、それぞれの単語の意味を確認しながら、解説でのポイントを照らし合わせて文法を理解していきます。要点を押さえて、文法の構成がイメージできるようになったら、声に出して読んでみましょう。単語の発音は、電子辞書やインターネットを用いて必ず一つずつ確認して、同じように発音します。その際に発音記号も見ておくと、今後新しい単語を学習する時に電子辞書等がなくても発音をイメージすることができるようになり、とても便利です。また、その癖を身に付けましょう。

 

 最後に問題を解きましょう。例題を解いて更にイメージをつかめるようになったら、私生活での行動を思い出し、同様に英語に置き換えて声に出してみましょう。

 

  1. ポイントを大まかに理解しイメージする
  2. 発音を確認しながら、例文を朗読する
  3. 問題を解き、朗読する
  4. 私生活の行動を英語に置き換えて声に出す
  5. 最低でも5回以上はこの流れを繰り返す

 

各項目の所要時間は約 2 - 3 分程度です。通学・通勤中やお昼休みや就寝前に繰り返し確認することで、日本語を英語に転換する『英語脳』が鍛えられます。そして、自然にイメージがわくようになり、必ず今後の成果に繋がります。

 

英語は声に出す練習をしなければ、決して話せるようになりません。

間違っていたとしても、次回気を付ければ良いだけです。 諦めずに根気強く練習していきましょう。

 

【 目次 】

  1. 現在形
  2. 過去形
  3. 未来形

□■ 現在形 ■□

 現在形は「日常で起きている事柄や習慣」を話す時に使い、2つの表現方法があります。

 

1. 動作を表す

□■ I do ■□

例えば、 

  • 「今、大学に通っています」という状態
  • 「毎朝7時に、仕事へと向かいます」という習慣
  • 「朝5時に、電車の始発が出発します」という日常の決まり

 などといった感じで、動作を表す時には『 I do 』の文法です。

 

主語( 人・物 )+ 動詞 + 動作の情報

 

 

【 例文 】

  • I speak Japanese.(私は日本語を話す)
  • He teaches English.(彼は英語を教えている)
  • She runs every morning.(彼女は毎朝走っている)
  • I play tennis.(僕はテニスをしている)
  • My father works on a company.(父は会社に勤めている)

 

【 問題 】

  • My sister     in Tokyo.(妹は東京に住んでいる)
  • I     she is beautiful.(僕は彼女が可愛いと思う)
  • My friend     to the school every day.(友達は毎日歩いて学校に通っている)
  • He     everything.(彼は全てを知っている)
  • She     the key.(彼女が鍵を持っている) 

2. 人や物事の状態を表す

□■ be動詞 ■□

be動詞には『 am, is, are 』3つあり、主語(人や物事)の種類によって使い分けます。

I なら am 、You なら are 、自分でも話をしている相手でもない第3者もしくは物・事なら is も使います。 

また、主語が人でも物事でも、複数の場合は are を使います。

 

例えば、

  • 「僕は男です」という状態
  • 「日本は夏です」という状況
  • 「彼はオーストラリアにいます」という位置情報

などのように、基本的に「人」や「物・事」自体について説明する文法です。

 

主語(人・物事)+ be動詞 + 主語の情報

 

 

【 例文 】

  • I am 26 years old.(私は26歳です)
  • You are kind.(あなたは優しいね)
  • My friend is French.(僕の友達はフランス人です)
  • Japan is summer now.(日本は今、夏です)
  • We are in the Philippines.(私たちはフィリピンにいます)

 

【 問題 】

  • I     hungry now.(お腹が空いた)
  • He     my friend.(彼は私の友達です)
  • Australia     the rainy season now.(オーストラリアは今、雨季です)
  • I     at my office.(私は会社にいます)
  • We     on the train now.(僕らは今、電車に乗ってます)



□■ 過去形 ■□

過去形は、過去の『ある1点』の事柄や行動を表します。

そして、その事柄が現在も続いているかどうかは全く関係のありません。

 

 

例えば、

  • 「僕はフィリピンで生まれました」
  • 「父はカナダに行った」
  • 「私は昨日、ラーメンを食べた」

のように、既に終わっている内容を示します。

また、動詞は過去形を使用します。

 

【 例文 】

  • I worked on a farm.(私は牧場に勤めていた)
  • You were tired yesterday.(あなたは昨日、疲れていましたね)
  • She ate a cake.(彼女がケーキを食べた)
  • He went to school.(彼は学校に行きました)
  • I was born in the Philippines.(僕はフィリピンで生まれました)

 

【 問題 】

  • It     there last night.(それは昨日の夜にはそこにありました)
  • I     you have it.(君が持っていると思ったよ)
  • I     worried about you.(あなたのことが心配でした)
  • They     the world.(彼らは世界を旅した)
  • He     to my house last weekends.(彼は先週末、私の家に来ました)

 


□■ 未来形 ■□

未来形は、近い将来も含めた「これから」何か行動をする意思を表現する場合に使います。

いつその意思を持ったかによって表現方法が変わりますが、この章では基本の未来形『 will 』を学びます。


 

『 will 』は即決の未来意思表現です。

 

例えば、

  • 「(雨が降っているので)タクシーで帰ります」
  • 「(カフェで注文する時)コーヒーをください」
  • 「(誰かが困っている時)手伝いますよ」

などのように、その場の状況判断で何か行動をする時に使います。

 

しかし、基本的に未来形の表現方法は『 will 』で問題ありませんし、間違えではありません。

英会話に慣れるまではこの文法を使いましょう。

 

動作を表す場合

主語(人・物事)+ will + 動詞(原型)+ 動作の情報

 

主語の状態を表す場合

主語(人・物事)+ will + be ( be動詞の原型は be )+ 主語の情報

 

 

【 例文 】

  • I will go to theater tomorrow.(私は明日、映画館に行きます)
  • she will send you " LINE " later.(彼女は後でLINEを送ってくるよ)
  • He'll be fine soon.(彼はすぐに元気になるよ)
  • I'll get some water.(お水をもらってきます)
  • I'll have a coffee, please.(コーヒーをください)

 

【 問題 】

  • The class         from 1pm.(授業は午後1時から始まります)
  • I         you again tomorrow.(また明日ね)
  • He         a taxi.(彼はタクシーで行きます)
  • I'        back soon.(すぐに戻るよ)
  • She'        at the hotel.(彼女はホテルで働きます)

 


 

お疲れ様でした。この章のレッスンは以上です。

必ず繰り返し声に出して練習しましょう。

慣れたら日常生活でも、学習した英文法を使って英語を口ずさんでみましょう。

小さな事でも良いので、考えた事を自然に英語で言えたら大きな進歩です。

 

【 その他のレッスン 】


【 さっそく留学に申し込む 】

 

 留学は学んだことをアウトプットをする場です。

アウトプットすることにより臨機応変に対応できるようになり、更に英語・英会話のスキルが飛躍的に向上します。

さっそく留学をご希望の方は、オンラインからもお申し込み可能です。

 


友だち追加数